グレーグレー

SNSを通じて色んな人の万年筆やインクを色々見ていたら、静かにグッと心を掴むインクに出会った。

そのインクを知るまではインクは絶対青系だよなーなんて考えてた。

色彩雫だったら「月夜」、四季織だったら「夜長」「山鳥」「霜夜」。

今のままLAMYのブルーブラックでも悪くないし、緑がかったものなら「孔雀」(色彩雫)もいいな、なんて。

赤も大好きなんだけど、何せごちゃごちゃと書くため見づらくなるだろうし、文章を書くなら青系がいいと自分の中で決めてる節があった。

そこに颯爽と現れたインク。

その名を、色彩雫の「冬将軍」。

灰色……だと思ったら、紫を帯びた暗い青なんだって。しかしグレーとも書いてあった。……どっち?

決して華やかではないが、なんと落ち着いていて品のある色なのか。(画面越しだけど……)

ずっと考えてた青系でなくていいのか悩んだが、やっぱりこれがいいと思って注文した。

明日届くらしい。本当今の世の中便利になったもんだ。ありがたいことです、ありがとうございます。

惜しむらくは書く用紙がコピー用紙ってことか。

インクのためにいい紙使う、まではいかない。

インクには申し訳ないが……。

こういうのは手紙で使うのもいいんだろう。

相手がおらんがね。

滲み具合も気になるところ。多少の滲みは気にしない。読めればいい。多分大丈夫でしょ、多分恐らく絶対。

あと、最近使い出したマーカーがグレーなのでそこはどうなるか。色が被るのはわかってたんだけど、どっちも一緒に使いたくて。

なんだろう、自分の中で灰色ブームが来てるのだろうか。

 

多分、だけど……よく言われてるインク沼には沈まずに済みそうな気がする。