働いている人は偉い。
みんな働いている。
私は性格がすこぶる悪い子供だったから、小学校高学年になり嫌われるようになった。
中学なんかはもう地獄で、表面化したイジメはなかったけれど、避けられてたり悪口を言われた。
部活も目立つ人から嫌がらせを受けたりはしたが、仲の良い友達が一人いてくれたことで楽しく過ごせた。
高校はほとんど嫌がらせはなかった。仲良くしてくれる人たちがいたけど、うまくなじめてたのかわからない。でも、ほとんどの人は優しかった。
それでもクラスが嫌いで、部活も雰囲気が合わず、腹痛に苦しみながら登校したのは嫌な思い出。
大学になり大分楽になった。
毎日一緒にいなくてはいけないクラスがなかったし、好きな授業を受けることができたし、自由な時間がたくさんあったから。
友達も高校からの人以外にも多少できた。お昼など一緒に食べて、本当楽しかった。
大学を卒業し、短い時間・週1,2度程度のバイトで過ごすようになり、親が心配し始める。
バイト先でも、もっと入れ、とせっつかれて辛くなる。
このままじゃないけないと、自他共に焦り始める。
嫌な人、生きながらえて苦しめばいいと思うほど嫌いな人、色々いるけど、生きてきた中で自分に親切にしてくれたり優しくしてくれた人もたくさんいた。
私はその人たちに何の恩も返せなかったと思う。
何をどうしていたら、恩を返せていたのだろうか。
小さい頃は自殺したいなんて考えたことなかった。
少し大きくなって、自殺したいという気持ちを理解するようになった。
自殺しても誰も悲しんでくれないのは悲しいと思い「自殺しようと考えた時点で、両親を除いて、自分が死んで本当に悲しんでくれる人が10人いるようだったらそうしよう」などとふざけたことを考えた。
でも、本当に悲しんでくれる人10人なんて多すぎる。10人に達する前に寿命で死んでしまうね。確認のしようもないしね。
奨学金返済は誰に請求されるんだろうか。
論考も手放しがたい。
あと少し決心がつかない