超えて

THE BACK HORNの「赤眼の路上」に、

理解った顔したインポの路上よ

という歌詞が出てくるんだけど、この路上って何という疑問が今更ながら湧いてきた。

なんとなく、角が立たないよう周りに同調している人を指してるのかなと思ってた。

本当はどう思ってるかはさておき、あたりさわりなく周りに合わせる人。

インポは、立てつくことも反対もせずに従順に従ってることを指してるかなと。

反骨精神の欠如みたいな。

それと対になって、

俺という存在が街の空気を 押し返しギラつき突っ立っている

俺は「何かが違うと違和感の塊」を抱いていて周りに同調せず「突っ立っている」のかなって。

でも、なんで路上?

題名からして「赤眼の路上」。路上は何を示しているのです?

自分の進もうとしている道? (夢とか目標とか)

本心では進みたいと思っていない路上が「インポの路上」。

こっちに進むべきと理解った顔したインポの路上。

でも自分は本当にそっちでいいのかと違和感を抱えている。

……それよりも、路上は街の一部分と考えた方がいいかな。

何かが違うと違和感抱えてる俺と、(実際どうかはともかく)従順に馴染んでる路上にいる人たちの対比。

そして「突っ立ている」俺に発破をかける。

死にゆく勇気なんてない

それなら生きるしかねえだろ

息をつめて駆け抜けろ

腑抜けた路上を駆け抜けていくのか。

答えは出ません。

答えはいらない……そんなのウソです。

 

こんなに「インポ」を打ち込んだ日は生まれてこの方なかったね。

というか、この歌うたう以外でインポって口にすることもないね。

 


www.youtube.com