一回わんぷっしゅ

去年の暮れあたりに香水の類を買ったのだけど、なんかもったいなくて一日に一回一プッシュしか使えなかった。(一回一プッシュっていうと、蚊がいなくなるスプレーっぽい)

いや、使いすぎると周りに迷惑かけるから一日一回一プッシュで結構なんだけど、寝る前など「どうせ寝るだけだしもったいないなー」とただ瓶から匂いを嗅いでることが多々あった。

我ながら中々貧乏臭い図。

しかししかし、使いたいときに使わないのはどうなのかと少し思うようになった今日この頃。

というか、寝る前に使ったところで一日で二プッシュ。さほど変わらねえのではないかと。

こういう「もったいない精神」は小さい頃からのもので、それによって色んなものを使わないままにしてきてしまった。

文房具とか、化粧品とか、服とか……。

使ってこそ道具。使われてこそ、道具は喜んでくれるのではないだろうか。

そう思うように(多少、少し、ほんのちょっとだけ)なった。

なので最近は寝る前か風呂上がりに一プッシュして満足している。良い匂いだなあーと。

ただ、家の中はともかく、外につけていっても多分匂っていない気がする。

このご時世でみんなマスクしてるし多分匂ってない。ちょっとさびしい。

でもふとした時に匂うといいなと期待してる。

ふわっと良い匂いがする人、憧れる。