とぅらら、とぅらら

同じ名字の人を(親族以外で)見かけない。中学の部活でちょっと大きめの大会に出場した時、パンフレットで個人戦のトーナメント表を見ていて、ふと思った。「これだけ人が参加してるんなら、同じ名字の人が一人くらいいるんじゃない?」。友人らとパンフレットをのぞき込みながら同じ名字を探してみる。だが、中々見当たらない。やはりいないか……と思った次の瞬間、自分と同じ名字を発見した。嬉しくなって興奮気味に「あった!」と私が指を指す。友人らがその指し示す名前を見る。そして私吠える。「あっ、これ自分だ!!!」。
こんなことを思い出した。