剣道の夢。
高校の道場に行き、稽古をする。
一つ下の後輩達がもう練習を始めていた。私を含め、高校時代の同年代の部長と友人、中学時代の一つ上の先輩と見知らぬ人らが道場の外で待機していた。何も初めていない私たちはまず体操からするだろうと思っていると、各々面を付け始め、焦る。私は準備運動をしないとすぐに怪我をしてしまうから。みんなに遅れない程度に準備運動をし面を付けると、友人が話しかけてきた。久しぶりに会う友人はとても背が高くなっていて、聞くとなんと194cmだという。スゴイねと驚いていると、声をひそめて「実はね、この身長にまで5分で伸びたの」と言った。
練習を始める。部長に面を打つが、どうもうまく打てない。竹刀を弾いてから面を打とうとするのだが、どうしても弾くところで大きく打ち込みすぎてしまう。残心もおざなりにしてしまう。部長は気を遣ってか、いつもよりも間合いを近くする。しかし、どうしてもダメ。動けないことを歯がゆく思うのと同時に、息があがらないことに感心していた。
剣道の夢はよく見るが、最近は剣道する直前で目が覚めていた。する夢は久しぶりだ。