高校のときの剣道部の人達と市バスに乗っている。
よくわからないが、今後の指針について話し合っているらしい。その指針に私は嫌な気持ちを覚えた。退部する、と告げてバスを降りる。降りてバスの降車口を見ると、見知らぬ部員(男)が降りてきた。その男も辞めるみたいだ。しかし、副部長がその男を引き止め、説得してバスにまた乗りこませる。
自分から辞めるとは言ったものの、誰も引き止めてくれないという事実を目の当たりにして、少し切ない。バスの中で、他の部員に副部長が「XX先輩(架空の人)は、大学院に進学するために今超勉強頑張ってるんだってー。院生に負けないように勉強してるんだってー」と話しているのが聞こえ、すごく居たたまれなくなってバスの降車口に一礼してバス停を後にした。バスは発車した。
早足で家に向かう途中、横断歩道にメレンゲ状のお菓子が試食用として置いてあり、それを食べる。横断歩道を渡りながら、いつの間にか手に握られていた試供品の食べられるスマホのケースを食べる。