ぼくは崖っぷち

2002年から2003年までやっていたアニメ「ボンバーマンジェッターズ」を見終えた。

子供向けということではあるが、序盤のギャグも、中盤以降のシリアスな展開も、とても良かった。
中盤になると話の核が動き出し物語として面白くて、ギャグ回が邪魔に思えてしまったがw



以下、ちょっとマジメ(?)な話。ネタバレを含むため、隠しておく。
主人公の兄マイティは、アンドロイドのゼロに能力・記憶・人格をコピーされて殺されてしまう。
マイティの人格と記憶を持ちながらゼロは言う。「僕がマイティを殺した。僕はマイティではない」。周りの人達も後半になるにつれて、彼をマイティとは呼ばない*1
しかし、(マイティの)故郷に帰ってきて昔を思い出し懐かしむ、弟から当時の秘密をバラされて焦る、陰口(?)をたたかれて凹む*2などのゼロの言動を見ると、本当にゼロはマイティではないと言い切れるのかと疑問に思う*3
あと、ゼロはマイティと自身の区別をつけることができるのだろうか。


つづく。

*1:覚えている限りは……

*2:上記二つは、弟がゼロが兄(の記憶・人格を持っている)と知らない時の会話。

*3:マイティが生きていたら、話は違ってきそうだ。マイティがいて、マイティの能力・記憶・人格をコピーしたゼロがいる場合、ゼロはマイティ自身と言い切るには問題があるだろう……