なんでその劇を選んだのだろう

朝目が覚めたときに頭の中で歌が流れていることが多くなった今日この頃。「くっくっくっくっくっくっ腐ってる〜」という歌が流れた。何と懐かしい歌か。中学の時に歌った歌(劇中歌)だ。
題名が思い出せないけど、歌詞はそこそこ覚えている。

(略)
人間なんてみんな
くっくっくっくっくっ 腐ってる
明日のためにと今日を誤魔化し
お前のためにと人を裏切る
(略)

劇の内容
母親と喧嘩をして家を飛び出した少女が洋館に迷い込み、その洋館の主人である老婆の計らいで一晩泊まることになる。夜も更けて少女が眠っていると、その洋館に飾られていた人形達が動き始める。人形達は魔法を掛けられていて(?)夜になると自由に喋ったり動き回ることができるという。人形たちと楽しい時間を過ごしている内に、少女は人形たちから「君も人形になろうよ」と持ちかけられ、それを快諾してしまう。
朝、目が覚めると人形達は元いた場所に戻っていて昨夜の痕跡は一切見当たらない。少女は昨夜のことは夢だったのかと思ったが、体が動かない。立ち上がろうとしていると、老婆が現れ「新しい人形が手に入った」と言い、人形となった少女を部屋に飾る。おしまい。

確か3年の送別会のときにやった劇なのだけど、今考えてみると、なんでこんな暗くて救いのない内容の劇をやったのだろう。もっと希望のある明るい内容の方が良かったんじゃないだろうか。歌も歌だし。これから進学なり何なりしていく人たちに歌う歌じゃないでしょー。人間なんてみんな腐ってるなんてー。今更ながら、この劇をやった意図が私には読めない。