凡人

我ながら失礼だなと思うこと。
自分のことを「(少し)変わっている」と言う人・言った人を、少し敬遠してしまうこと。というのも、私は自分で「変わっている」と自覚している本当に変わっている人を見たことがないから。理由がくだらないか。
個性の意味で変わっていると使うならば、変わっていない人なんて存在しないだろう。「変わっている」はマイナスの意味が強いんだろうなあ。
大学のサークルでとても個性的で変わっている人がいた。人の話をよく聞かず話を遮ったり突っ走って周りから敬遠されてしまうが、そんなこと全く気にせず(気付かず?)人見知りせずにいつも明るくニコニコしていてとても友好的な人だった。自称・他称「空気ブレイカー」だった彼は、まさしく「変わっている」人だと思う。あの明るさ、プラス思考具合、周りを気にしない姿勢、すごい。


人はみんな、自分に深さがあるように見せている(見せるように努力している)って本当なんだろうか。
偉そうにしている人、馬鹿なことして騒いでいる人など、深みがあると言えると思うかと言われ、なんだかイラッとした。別に特定の人物を言っているわけでもないのはわかるが、なんだかすごく嫌だった。すごく浅く見える人だって、何か抱えているものはあるだろう。それが、とてもくだらないことだとしても、それを表に出さないということとか、くだらないという基準の正確さとか……うまく説明ができないけど。自分が浅い側の人間だから、余計に嫌悪感が湧くんだろうと思う。おかしいことだ。
人間の深みってじゃあ何なのって考えると、これがまたよく分からないのだけど。考えていれば深いのか。そんなのウソだ。みんな浅いのか。それも違う。表層(の方)が大事だとも思わない。人を値踏みするような感じ、凄く嫌だ。本当嫌だ。大嫌いだ。大嫌いだ。



そして、今までの話・人、全く関係ないことを思い出した。
知り合いに馬鹿がいるということを知られるのが恥ずかしいなら、一緒にいなけりゃいいじゃねぇぇぇぇぇぇか。なんだ、この恥部扱い。解決したような感じになったけど、所々つっかかるものが残る。ああ、思い出しムカムカ。