褒められることを期待しすぎているんだと指摘された。
ああ、そのとおりだなと思い、恥ずかしくなった。でも恥ずかしいことに、滅多に褒められることもない。
恥ずかしくてそうだと言えずにそんなことはないと否定してみると、褒められたときの話をすると指摘された。……数少ない嬉しかった話ですね。ウソでも褒めてくれる人も少なからずいたのですよと、自分に言い聞かせる節があった気がする。私が持っている希少な自信の一つだったから、それをふくらまそうとしていたのかもしれない。そして何より、その人に褒めてもらいたかった*1。何にせよ、すごく的確な指摘だと思う。本当、自分を殺してしまいたくなるくらいに的確。指摘した人からどう接せられるのかが、怖い。
それを抜きにしても見せたことを後悔した。見せない部分をつくるべきだと思うから。
そんな、絵。


絵自体に恥はないのに、私が恥の塊だから、恥ずかしい。
でもそれで、絵を描くことや絵の意味をここに書くことを辞めたら余計に恥ずかしくなるし、辞めたくないから、続ける。

*1:色々バッサリ言われる分、一つくらい褒めてという甘い気持ちがあった。