永遠にイイ夢を

  • 川に模した何かに二頭のイルカを放つ。一頭は泳ぎの得意なイルカ、もう一頭は泳ぎの不得意なイルカ。イルカはそれぞれ流れと反対の方向へ泳いでいく。上流は水位が浅くなっていて、泳ぎの得意なイルカは突き進んで上流の行き止まりに力なく打ち上げられてしまう。すると、男の声が聞こえる。「優れたものは劣ったものよりも、早く駄目になる」。そのすぐ後に、泳ぎの不得意なイルカが打ち上げられた。どちらにしても駄目になるし、駄目になる早さはあまり変わらないじゃないかと思った。
  • 朝起きてみると、猫*1がいない。どこにいるのか見回してみると、枕の下に顔を潜らせて横たわっていた。私が寝ている間に寝返りで潰してしまったようだ。死んでしまったと泣いていると、気絶していただけだったようで猫はフッと意識を取り戻した。ホッとした。

*1:茶色いトラネコ