咲ふ

方法序説(からの派生)

他/自分/神の区別。
自分も他に入り、他もそれぞれが自分であると考えるとなると。それぞれが己の領域に生きているということになる。神はそれらを総括する立場にあるのか。
他から見たわたしの消失、わたしから見た他の消失。神から見たそれらの消失? わたしから見た神の消失。ここに自我が話に加わる。

問1

その胡散臭い人があれであるとは、十二分に言える。
神という名を使い、カタチあるものとして目の前に現われたことをとって、否定することもできる。しかし、この否定に対して反撃も可能。「すべてであるのだから、ある一つの面をすくい上げあらわすことも可能である」と。
だが、カタチをあらわしたあれは、自身に呑まれていると考える。だから、完全なるあれではない。当たり前だが。