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33個めの石 傷ついた現代のための哲学

33個めの石 傷ついた現代のための哲学

今日における哲学の意義とは、唯一の真理を押しつけてくる宗教からは徹底的に距離を置きつつも、「唯一の真理なんてないのさ」という成熟社会の相対主義に何度も何度も疑問を投げかけ、どうすれば唯一の真理に近づけるのかというプロセスを素手で模索するところにのみあるのだと、私は考えている。(P.189)

唯一の真理自身さえもまた部品。

哲学ってなんなんだ。一歩違えば気が触れる。