- 作者: 森岡正博
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 2009/02/17
- メディア: 単行本
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今日における哲学の意義とは、唯一の真理を押しつけてくる宗教からは徹底的に距離を置きつつも、「唯一の真理なんてないのさ」という成熟社会の相対主義に何度も何度も疑問を投げかけ、どうすれば唯一の真理に近づけるのかというプロセスを素手で模索するところにのみあるのだと、私は考えている。(P.189)
唯一の真理自身さえもまた部品。
哲学ってなんなんだ。一歩違えば気が触れる。