聞かれちゃマズイ? ひとりごと

文学部のくせにこんなこと言っちゃいけないが、文学を分析する意味がわからない*1。作者が生きているならまだしも、死んでしまっている人の作品をこねくり回す。本当にそれは作者の言いたかったことなのか、勝手に解釈が一人歩きしているのではないか。
言葉はそれになった時点で半分死んでいる。文章にすれば完全に死ぬ。文章になったそれを出来るだけ掴むためには、それを発した張本人が必要であると私は思う。
要は、作品が重要なのではなくその作者が重要。作者の生い立ちやら肩書き、作者という像ではなく、その人間自身の思考が重要であり問題であると思うんだよ!!!!! ……死んだ偉人にはどう接すりゃいいんだろうか。多分どうにもできない。その人が死んだと同時に思考も死んでるんだから。
どうにもできないは言い過ぎだろうか。「その書籍から何か読み取ることは可能だろう。でも、それは完全ではない」。文学書と思想書は別だけど、思想書も少なからず同じものだ。
生き返れ、偉人。


(後日改めて書くかも。
ここまで書いて何だけど、もしこんなこと言ったら「偉そうに貴様は何様のつもりだ!」と誰かに怒られそうで怖い。言わなきゃいい話だが。そもそも誰かとは誰だ)

*1:文学が無意味なものだと言いたいのではない。