真夜中にひとりで観る勇気は、ない

第4弾が遂に昨日放送された。録画して昼に鑑賞。以下、あらすじと感想。
「恐怖は常にあなたの隣に」
隣のキレイなお姉さんを観察(?)する青年の話。風呂の音に聞き耳を立てたり、朝出勤する姿をドアから盗み見たりする青年。ある夜ベランダをつたって女性の部屋に侵入するが…。
色気のあるキレイなお姉さんも精神的にクれば鬼婆みたいに怖い。お姉さん、「今部屋にいなくてよかったわね」って言ったが、あんたに見つかっちゃあ今も何もないっすよとつっこみたい。男は変態じゃないか。3弾の盗み聞きする男の話を思い出した。ガガガガガガ。
「内面と外面の相違から起こる悲劇」
地下鉄車内で居眠りしていた女性。目が覚めると目の前に不振な男性が佇んでいる。周りに人はいなくて車内は空いているのに、何故わざわざ自分の前に立つのか。
そう、電車で空いているのに近くに来られるのはいい気がしない。それは相手が男だろうが女だろうが同じこと。あまり怖くなかったなあ。
「行きすぎた愛情の記録」
単身赴任の男が妻に子供の姿を撮った記録を頼む。数日後(?)、宅配便で記録は届けられたのだが…。
よし、その記録、警察に持っていこうか。この宅配便の男とコインランドリーの男は同一人物なんだねえ。
「好奇心が猜疑心を超えた結末」
自動販売機で缶コーヒーを買おうとするオタク風な男。取り出し口に手をかけたとき、一通の封筒を見つける。そこには「私に興味ありますか♥ Yesなら右へ100m」と書いてあった。
第1弾の「そこにある欲望と衝動の闇」を彷彿とさせた。あっちの方が面白い。
「いつか尽きる求愛のカタチ」
通学(通勤?)途中、自転車をいじっている男に親切をした女性。その日から自宅にプレゼントが届けられるのだが。
怖いってより、気持ち悪い。歯と髪の順番は逆じゃないかと思ったのは私だけだろうか。“ウズラの卵”はやりすぎ……痛い! 髭までなら許せる*1
「誰もが持つ恐ろしい人間の本性」
ファミレスでメル友と会う約束をしている女子高生。メールでやりとりをしているうちに相手の言動に異変が生じる。
間間に挟まるストーリーと繋がる話。ああ、なるほど! と思いました。この男は宅配便の男であるとは考えられない? または電車の男。女性の死体は「行きすぎた〜」の奥さんか、「内面と〜」の女性、とか。

初めて観たからというのも関係しているのか、やっぱり第1弾が一番怖かった。トリハダが立ったオススメ作品を挙げておく。
気づいた時が恐怖のはじまり

想像は人を支配する

あらすじってむずかしい

*1:蒼天航路(15)その三百三十二」 ヨウさんは引いてたけど。