頑張れ、販売員。

昼寝

「ちょっとすみいませんが」と声をかけられると高確率で足を止めてしまう。好きで止まるわけではない。粘られると弱いだけ。今日も電気マッサージ機のお試しみたいなものに引っかかってしまった。「一日百人を目指しているんです。お願いします、人助けだと思って」なんて言われたら無下に断れない……。
そこで年齢の話になった。

販売員「長年使っている身体ですからね云々」
私   「そうですねえ」
お婆ちゃん「長年じゃないでしょ。二十歳かそこらだろうし」
販売員「おいくつですか」
私   「二十歳です。……何歳くらいだと思いました?」
販売員「いや、それ相応に。高校生くらいかとも思ったんですが、買い物の中身がきちんとしてたので」

本当のところはわからない。もしかしたら、二十歳以上に見えたのかもしれない。老けてるのだろうか。以前も変なアンケートに引っかかり「年齢不詳って言われない?」と言われた。
老けてるのかなあ。嫌だなあ。