ひとりになったとしても、だ。

自我と身体の不一致。
自我はそこまで頼れるものじゃあない。他のものと同じで、儚くて頼りなくて、超えていないもの。これに頼り切っているかぎり、超えることはできない。
でも、考えているのは自我だ。
自我を超えることと消すことは違うよ。