碌なもんじゃねえ

  • 中学の部活動の夢。
    大会があったのだけど、自分だけ個人戦団体戦も出させてもらえなかった。
    大会を終えて道場に戻ると、部員はわいわいしながら胴着に着替えて練習をする準備をはじめた。
    私はいないものとみなされていて、黙って部室に入り制服に着替えはじめる。
    そこに後輩がひとり入ってきた。「お疲れ様です」と一言交わすと後輩は胴着に着替えはじめ、直後にコンコンとドアを叩く音がした。
    違う後輩(男)が後輩に用があると言ってドアを開け、後輩は外に出て行った。
    その後何度も開けたり閉めたりが続き、イライラした私は「悪いけど、着替えてるからドアを開けるのはやめてくれないか」と強い口調で言ってしまう。
    後輩は一言謝ると外へ出て行った。私はイライラしたことに自己嫌悪して少し泣く。
    部室を出ると他の部員は準備をし終えていた。そこを足早に横切り、道場を出た。
    すると友人と遭遇。「元気ないけどどうしたの」と心配された。
    そこで我慢しきれなくなり「お前に私の気持ちなんかわかるはずがない。みんなから好かれて仲良くしているお前に、嫌われて無視される私の気持ちがわかるはずない」と泣きながら怒鳴り散らし八つ当たりしてしまった。
    八つ当たりしている最中、頭の中で剣の切っ先でゴムボールをめったざしにしようとするイメージが浮かんでいた。(でもツルツル滑るから刺さらない)
  • 小学生低学年ほどの私は知らない家に居候していた。
    そこの家には三人の兄弟がいた。
    あるとき兄弟三人と遊んでいると、知らないおじさんに声をかけられた。「面白いところに行きたくはないか、連れて行ってあげよう」という。
    怪しい雰囲気はあったが面白いところがどういったところなのか気になりついて行くことにした。
    歩きだすとおじさんは「遊郭って知ってる? この先(錦糸町)にあるんだ」と言い出す。私は小学生を遊郭に連れて行ったところでなんも楽しくないのではないかと冷静に考えていた。
    すると急に道が開け、風景から色がなくなった。
    道路の途中が消え、でっかい川が流れている。ここを渡れということらしい。
    一本の綱があるがどうやって渡ればいいのかわからない。どうしようかと考えていると長島茂雄が現れ、渡り方を指導しはじめた。
    話を聞いていくうちに何故か「本当の長嶋茂雄なら、こんな川を渡れなんて言わない」と思い、来た道を戻ろうと兄弟に言う。しかし兄弟たちは真顔のまま動かない。
    「これは罠だ、これ以上行くと死ぬぞ」と言いながら兄弟の一人の耳を力一杯引っ張っていると場面が変わった。
    あのおじさんは長男の同級生の父親らしい。
    精神を病んでいて、ジュース*1をあげるよと子供を連れ去り、殺害していたという。
    その後、三兄弟は不幸に見舞われる。長男は包丁で刺されて重傷を負い、次男もなにかあった(忘れた)。一番下の妹は探さないでくれという内容の手紙を残し消えてしまった。

*1:同級生が父親のためにあげたもの