性格か。

方法序説 岩波文庫 P99

だが、人びとがわたしの著作を検討してくれればとてもありがたいし、またそうする機会をなるべく多くするために、何か反論のあるかたは皆、それをわたしの出版者に送る労をとられるようお願いしておく。出版者から知らせを受けたら、その反論にわたしの答弁を同時に添えるように努めよう。

この部分がすき。
「今、生きてる」みたいだから。
反論、私は怖いなあ。
わかってもらおうという気持ちが弱いのだろうか。
反論されると「ああ……」って思ってしまう。
上から押しつけられるような感じに受け取ってしまう。
いや、これは特定の人を想定しすぎか。怖いんだよなあ……。
何にせよ、ちゃんと「やりとり」はしなきゃ。
偉そうで怖い人と偉そうじゃなくて怖くない人、何が違うんだろう……。