せけんをしらず、すとれすしらず

自称サバサバしているという人を好きになれない。
これは理由がはっきりとしていて、私がサバサバしていないことに深く関係している。
サバサバを自称することさえも憚れるような、ネチネチ*1っぷりを発揮している私は、サバサバしている人に憧れを持っている。サバサバしている人というよりも、サバサバしていること自体になのかもしれないが。
「人は人、私は私」と割り切りたい。一人でも全然へっちゃらになりたい*2。悪意なんかカラカラっと笑い飛ばしたい。
自称とはいえ憧れをもつ対象に対して嫌悪感を持つこと自体、もうそれで私からサバサバが遠のいていく。
サバサバしていたなら、嫌悪感を持つことはないだろうから。
劣等感まみれという点で、サバサバは遙か彼方へと飛んでいってしまうのかもしれない。そう、ふと思った。



感情が乗った文章を書くことはいいことなのだろうか。
手紙だからいいもので、私が書きたいと思うことにとってはむしろ悪いことなのだろうと思う。
どうすれば感情を消して文章を書くことができるのだろうか。
どうすれば論理的に文章を書くことができるのだろうか。
どうすれば論理的に考えることができるのだろうか。

*1:しかも薄情。人にあらず。

*2:精神面も生活面も……。どちらも本当に恥ずべきこと