話をするということ、話を聞くこと、それらはある種の暴力性をもつ。話をすることによって存在を侵食される感じがする。話の種類を人によって変えることによって、根幹を守っている。あの考えは私の根幹に位置している。それを話すことは侵食されるということ。
侵食されることによって自分が食い尽くされるということはないだろう。しかし、ただ怖い。大体多かれ少なかれ侵食はされるもので、それを繰り返し生きてきた。しかし。感覚として、ただただ正直なところ、怖い。それしか言えない。怖い。根幹を多数に晒す怖さ。言っていることがオカシイのはわかるけど、怖い。元々何もないから、何も見られたくない。

転換期なのかもしれない。がらっと何かが変わってきている感じがする。根本を潰されたり引っこ抜かれたり、全否定を受けたとしても、それは壊れない。私は壊れるかもしれんが、それは絶対に壊れない。
話さなきゃいけないのはわかっている。ずっと一人に頼るわけにもいかないのもわかっている。わかっているのに、話すのが怖い。プレッシャー、恐怖。







死にたい