夜、暗い部屋のなかで数人と集まっている。窓が一つあるが、空が見えるばかりで外の様子はわからない。その空もきれいな空というわけではなく、薄黒い灰色。
その窓に人の形をしたもの(やけにリアルな人形?)が首を吊っている。人間ではないらしい。逆行で黒い影になって顔などは見えない。その人の形をしたものは、ある時間になると首から下が切れてしまう。その光景はとても気持ち悪くて見ていられないから目をそらすのだが、時間になったあるとき*1、転んだか何かで床に仰向けになっていてその瞬間を見てしまう。
人の形をしたものの首から下がちぎれた瞬間、ビチャビチャという不快な音と共に、首から色々な贓物が落ちていった。
一緒にいた友人に、その不快な音が聞こえてしまったとうったえたら、落ち着いた様子で何か諭された。*2
気付くと、部屋の様子が変わっていた。今までは真っ暗だったのに、真っ赤になっていて、2,3体の人間の像が置いてあった。その像は、人間の形を留めていないグロテスクなものだった。