うぉらあぁっ!!!(ビンタ)

これは映画ではないな?

第二弾観た。

今回は、廃墟となった学校に肝試しに行った男女四人が震える幽霊を撮影。

工藤率いる撮影隊が幽霊を改めて映像におさめるため、男女三人(一人欠席)と共に廃墟に乗り込む!

 

口裂け女編で拾った呪物が今回出てくるとは思わなんだ。
しかも、それを幽霊がいるであろう場所へ無造作に投げたり、幽霊に憑かれて苦しむ投稿者たちに無理矢理持たせるなんて。

終盤なんて得体の知れない対象者に挑むときにお守りみたいに首に下げちゃって。

それ鬼を呼ぶものって言ってたじゃんか。毒には毒をじゃないんだよ。

そんなん笑うよ。
そして、憑かれて苦しむ投稿者たちにビンタで除霊はさあ……笑うよ。
これらは本当に適切な処置だったんかあ?
ちゃんと除霊はできてたっぽいけど、荒過ぎるよ工藤さん。

ともかく工藤の暴力性に磨きがかかってた。

市川蹴られてたし。

(工藤の暴力性が)コワすぎ、なのでは。

この工藤の暴力性はパワハラというか詰め方にも如実にあらわれてるよね。

撮影者の一人の女・夕子が失踪してしまう中、夕子との浮気現場を撮影していた箇所を隠していたと告白して、その場で有無も言わさず確認させられてた倉田の心境やいかに。

その後で「この映像、裸にはモザイク処理して公開してもいいよな? それを観た人からの情報で夕子の足取りつかめるかもしれないし」とのたまう工藤よ。

地獄か。

工藤の倫理観がぶっ壊れてるのは今に始まったことではないけど、いやあ、さすがですね。

あと、倉田と高木に隠してることを話せと詰めるところもパワハラ感すごかった。

でも、「キラキラの光で射精した」「夕子、浮くんですよ」という暴露に「意味わからねえ嘘ついてんじゃねぇぞ!」とブチギレないところが面白かった。

そこは軽く「クスリやってんの?」くらいの疑問で済むんだ、みたいな。

 

夕子とは? 先生とは? って謎が増えて、最初の震える幽霊も正体わからないままだった。

じゃあつまらなかったのかって?

いや、面白かった。

かなり。